「SWELLのコスパはどうなんだ?」
「SWELLはコスパがいいって聞くけど、本当なのか?」
そう感じて導入を迷っている人は少なくありません。買い切りとはいえ、WordPressテーマに数万円を出す以上、できれば失敗は避けたいはずです。
SWELLのコスパが分かりにくい理由は、収益やPVといった結果だけで判断しようとするからです。会計・FPの視点で見ると、重要なのは成果ではなく、そこに至るまでに投入するコストの中身です。
結論から言うと、SWELLの費用対効果は、どれだけブログ作業に時間をかけられるかによって大きく変わります。記事作成や装飾、修正にかかる時間がどれだけ削減できるかで、評価はまったく違ってきます。
ただし、「時間をどう金額に置き換えるのか」「何を基準に高い・安いを判断すればいいのか」が分からず、そこで立ち止まる人も多いでしょう。
この記事では、会計・FPの視点からSWELLのコスパを作業時間ベースで数値化し、月20・40・80時間ブログを書くケースごとに検証します。
ため本記事を読めば、自分のブログ時間に対してSWELLが割に合うかどうかを、判断できるようになるでしょう。
この記事を書いた人

税理士簿財&日商簿記1級受験生。簿記2級・FP2級・MOS・JADA上級心理カウンセラー資格を保有。将来的には、公認会計士資格の取得を目指しており、その後は慶應義塾大学法学部通信課程への進学、さらに予備試験・司法試験への挑戦も視野に入れています。
会計・簿記・FPの「数字と構造の視点」と、認知心理学・行動心理学による「人が迷い、止まり、動けなくなる理由」を組み合わせて、“選び方の構造”と“判断基準の作り方”を設計しています。
WordPressテーマを、「有名かどうか」「性能が高いか」ではなく、迷わず使えるか、続けられるか、詰んだときに戻れるか、経験がムダにならないか。こうした“実際に続くかどうか”の視点で整理しているのが特徴です。
売るためのレビューではなく、「自分で判断できるようになるための材料」をまとめています。
SWELLのコスパとは何を指すのか【費用対効果の定義】
一般的に「コスパがいい」と言うと、価格に対して得られる価値が大きいか、つまり「安いのに性能がいい」という意味で使われます。
ただ、WordPressテーマの場合、性能や機能の多さだけでは、実際に得をしたかどうかは判断できません。人によって使い方や恩恵が異なるため、価値を正確に測定できないからです。
ためつまり、共通の物差しがないため、正確なコスパ(費用対効果)を試算できないということです。
そこでこの記事では、コスパ(費用対効果)をお金を払うことで、装飾・設定・確認に使っていた作業時間がどれだけ減るかという一点に絞って見ていきます。
「稼げるか」「元が取れるか」といった投資対効果(ROI)は、ここでは別物として切り分けます。
SWELLは高い?コスパが気になる理由
SWELLの価格は 17,600円(税込) です。有料WordPressテーマの中でも、気軽に試す金額ではありません。
無料テーマ(Cocoonなど)が選択肢にある状態だと、「まずは無料で始める」という逃げ道がある分、この17,600円は判断を迫る金額になります。
その結果、多くの人は次のところで止まります。
- 無料テーマでも書けるのに、あえてお金を払う意味はあるのか
- 自分の作業量や使い方で、差を体感できるほど変わるのか
ここで知りたいのは、「将来いくら稼げるか」ではありません。今やっている作業が、この支払いで本当に楽になるのか。成果に結びつくのか。
この一点がはっきりしない限り、SWELLは「高いかもしれないもの」のままで止まります。
SWELLのコスパ(費用対効果)の計算方法
この記事では、次の3つだけを使って、SWELLのコスパ(費用対効果)を試算します。
- 月のブログ作業時間
- 作業時間の短縮量
- 時間単価
ここで意図しているのは、「稼げるかどうか」を予測することではありません。今やっている作業が、テーマを変えることでどれだけ軽くなるか。これを、誰でも同じ条件で確認できる形にするために、あえて要素を3つに絞っています。
収益・PV・アフィリエイト成果は使わない
収益やPV、アフィリエイト成果は、テーマを変えたからといって、同じように再現できるものではありません。
扱うジャンル、記事の内容、継続できる時間、運の要素。これらが少し違うだけで、結果は簡単に変わります。
そのため、この記事では、「稼げる前提で考えないと納得できない評価」は行いません。ここで確認したいのは、収益が出る前の段階で、それでも支払う意味があるのかという点です。
ためこの前提を外さない限り、SWELLのコスパは正しく判断できません。
時間単価に最低賃金を使う理由
時間単価は、全国加重平均による最低賃金1,121円を使います。
これは「自分の時給がいくらか」を決めたいわけではなく、「テーマ導入によって削減できた作業時間を金額に換算し、その金額が支払額を上回るかどうか」を確認したいからです。
最低賃金を使う理由は、次の2点です。
最低賃金を使う理由
- 誰でも同じ条件で計算できる
→ 職業やスキルによる前提差をなくせる - 評価が過大にならない
→ 「本当は元が取れていないのに、
数字上は得に見える」状態を避けられる
仮に、自分の時給や将来の収益単価を使ってしまうと、評価はいくらでも大きくできます。
しかしそれでは、支払う前の判断材料として使えません。
ため最低賃金を使うことで、一番厳しい条件でも成立するかを確認しています。
SWELLのコスパ(費用対効果)|月80時間ブログをやる人の場合【基準ケース】
まずは、ブログの作業量が多い人を想定した基準ケースから確認します。
前提をそろえる
例えば、平日2時間・土日5時間ブログをやるとします。
- 平日:2時間 × 5日 × 4週 = 40時間
- 土日:5時間 × 2日 × 4週 = 40時間
合計で、1カ月80時間です。
仮定を置く
SWELLは「使いやすい」「設定や操作で迷わない」という評判が多く、文字装飾やブロック操作、細かい設定で手が止まりにくいと想定します。
そこで、このケースでは、次のような作業時間の短縮が起きると仮定します。
- 平日:45分(0.75時間)短縮
- 土日:1時間45分(2.25時間)短縮
1か月分に換算
これを1カ月分に換算すると、次のようになります。
- 平日:0.75時間 × 5日 × 4週 = 15時間
- 土日:2.25時間 × 2日 × 4週 = 18時間
合計で、33時間/月の作業時間です。
金額換算した場合のコスパ
短縮した時間に、全国加重平均による最低賃金1,121円を掛けます。
33時間 × 1,121円 = 36,993円/月
つまりこのケースでは、1か月あたり33時間、約36,993円相当の労力が減ると見積もれます。
月33時間の余白が生まれると何ができる?
月33時間も余白が生まれると、できることの選択肢が一気に増えます。
1記事あたりの執筆に4時間、1記事あたりのリライトに2時間かかる場合、新記事を約8本作成し、リライトは15本前後行うことができます。
また、サイト設計(導線の見直し・内部リンクの整理・CTA配置の調整)にまとまった時間を確保することもできます。作業を進めながら、必要に応じて設計を見直す余裕が生まれるため、「書きっぱなし」になりにくいのも特徴です。
もちろん、すべての時間を作業に充てる必要はありません。作業を早めに切り上げて休む、気分転換に出かけるといった使い方も含めて、時間の配分そのものを選べる状態になります。
この33時間は、単に記事本数を増やすための時間ではありません。リライトや導線修正、内部リンクの調整など、「サイト設計そのものを修正する作業」に使える時間です。
その結果、修正しながら成果を伸ばす運営が可能になります。
ため何に時間を使うかは人それぞれですが、「毎月33時間分の余白が生まれる」ことを考えると、コスパの感覚はつかみやすくなります。
ここで挙げた作業が自分にとってできそうかどうかは、SWELL公式サイトの機能や設定例を見て判断できます。
SWELLのコスパ(費用対効果)を検証|月40時間ブログをやる人の場合
次は、月40時間の場合です。
前提をそろえる
例えば、平日1時間・土日2.5時間ブログをやるとします。
- 平日:1時間 × 5日 × 4週 = 20時間
- 土日:2.5時間 × 2日 × 4週 = 20時間
合計で、1カ月40時間です。
仮定を置く
作業時間の短縮は、次のように想定します。
- 平日:15分(0.25時間)短縮
- 土日:45分(0.75時間)短縮
1か月分に換算
これを1カ月分にすると、次のようになります。
- 平日:0.25時間 × 5日 × 4週 = 5時間
- 土日:0.75時間 × 2日 × 4週 = 6時間
合計で、11時間/月の作業時間短縮です。
金額換算した場合のコスパ
短縮した時間に、全国加重平均による最低賃金1,121円を掛けます。
11時間 × 1,121円 = 12,331円
つまり40時間ケースでは、1か月あたり11時間、12,331円相当の労力が減ると見積もれます。
月11時間の余白が生まれると何ができる?
月11時間の余白が生まれると、記事を量産するというより、既存コンテンツの精度を上げる作業に時間を回しやすくなります。
1記事あたりのリライトに2時間かかる場合、約5本分のリライトが可能です。また、導線や内部リンクの見直しに2〜3回まとまって触れたり、収益に近い記事を重点的に調整することもできます。
この11時間は、記事数を増やすための時間ではなく、収益に近い部分を優先的に改善するための時間です。その結果、少ない記事数でも回収につながる可能性を高められます。
ブログに使える時間が月40時間しか取れない場合、成果は記事数よりも、記事の質を高められるかどうかで差が出ます。
ためこの11時間は、少ない記事数でも成果につながりやすくするための時間と考えると、コスパの位置づけが分かりやすくなります。
ここで挙げた作業が自分にとってできそうかどうかは、SWELL公式サイトの機能や設定例を見て判断できます。
SWELLのコスパ(費用対効果)を検証|月20時間ブログをやる人の場合
最後は、月20時間の場合です。
前提をそろえる
例えば、平日30分・土日1.25時間ブログをやるとします。
- 平日:1時間 × 5日 × 4週 = 20時間
- 土日:2.5時間 × 2日 × 4週 = 20時間
合計で、1カ月20時間です。
仮定を置く
作業時間の短縮は、次のように仮定します。
- 平日:10分(0.17時間)短縮
- 土日:30分(0.5時間)短縮
1か月あたりに換算
これを1カ月分に換算すると、次のようになります。
- 平日:0.17時間 × 5日 × 4週 = 約3.3時間
- 土日:0.5時間 × 2日 × 4週 = 4時間
合計で、約7.3時間/月の作業時間短縮です。
金額換算した場合のコスパ
短縮した時間に、全国加重平均による最低賃金1,121円を掛けます。
約7.3時間/月 × 1,121円 = 8,228円/月
20時間ケースでは、1か月あたり7.3時間、8,228円相当の労力が減るという見積りになります。
月7.3時間の余白が生まれると何ができる?
月7.3時間の余白が生まれる場合、新しく記事を増やしたり、大きく設計を変えたりすることはできません。
誤字や表現の修正(1回30分〜1時間)、小さな追記や見出し整理(数本)、次に直す記事を決めるための確認作業といった、ブログで継続的に成果を生み出すための最低限の調整に回せます。
こうした最低限の調整を続けられることで、記事の劣化を抑えられ、時間が少なくても成果が続けて発生する状態を保つことができます。
ためこの7.3時間は、成果が継続して発生する状態を保つ(維持する)ための時間と考えると、コスパの感覚はつかみやすくなります。
ここで挙げた作業が自分にとってできそうかどうかは、SWELL公式サイトの機能や設定例を見て判断できます。
月20・40・80時間でSWELLのコスパを横並びで比較する
ここまでの内容を整理すると、次のようになります。
| 月にブログに使える時間 | 短縮できる時間 | 効果(金額換算) |
|---|---|---|
| 80時間/月 | 33時間/月 | 36,993円/月 |
| 40時間/月 | 11時間/月 | 12,331円/月 |
| 20時間/月 | 7.3時間/月 | 8,228円/月 |
同じSWELLでも、ブログに使う時間が増えるほどコスパは大きくなります。逆に言えば、ブログに使える時間が少ない場合、この差は小さくなります。
ためそのため、SWELLのコスパは、使い続ける時間の長さによって初めて見えてくるタイプだと言えます。
たとえ1か月あたりの余白が小さくても、それが毎月積み重なることで、結果として大きな余白になります。
この差が出るどうかは、テーマの機能が揃ってるかどうかで決まります。SWELL公式サイトでデモと機能一覧を見て、「今の作業がどれだけ減りそうか」を確認してみてください。
SWELLが割高になりやすい条件・割安になりやすい条件
ここまでを見ると、SWELLが割高に感じやすいラインも見えてきます。
- 月の作業時間が20時間前後
- 無料テーマで特に不満がない
- デザインや導線を細かく自分で作り込みたい
- ブログに使える時間が40時間以上ある
- 効率よくブログ運営をしたい
- コンテンツの質や更新を優先する
SWELLが割高になりやすい条件
まずは、SWELLが割高になりやすい条件から見ていきましょう。
- 月の作業時間が20時間前後
- 無料テーマで特に不満がない
- デザインや導線を細かく自分で作り込みたい
月の作業時間が20時間前後
ブログに使える時間がそもそも少ないため、テーマを変えても「短縮できる時間の上限」が小さくなります。作業時間が少ないと、時間が短縮しても成果が出るまでに時間がかかりやすい、というだけです。
無料テーマで特に不満がない
無料テーマでも特に不自由を感じていない場合、SWELLに切り替えても削減できる時間は限定的になります。もともと執筆や装飾、設定がスムーズに進んでいると、時間短縮が見込めないからです。
その結果、1か月あたりに積み上がる削減時間が小さくなり、支払った価格を時間短縮として回収するまでに時間がかかりやすくなります。
デザインや導線を細かく自分で作り込みたい
SWELLは、あらかじめ用意されたデザインやレイアウトを使う前提のテーマです。そのため、見た目や動きを細かく自分好みに変えようとすると、追加の調整や試行錯誤が必要になる場面があります。
この調整に時間がかかると、「作業が早くなるはず」と思って導入した割に、実際の作業時間があまり減らないこともあります。
その結果、支払った価格に対して時間短縮の効果が小さくなり、コスパは割高に感じやすくなります。
SWELLが割安になりやすい条件
続いて、SWELLが割安になりやすい条件です。
- ブログに使える時間が40時間以上ある
- 効率よくブログ運営をしたい
- コンテンツの質や更新を優先する
ブログに使える時間が40時間以上ある
ブログ運営では、記事作成の他、装飾や設定の調整といった細かな作業が毎月発生します。SWELLを使うことで、記事改善や導線調整など、成果に近い作業へ時間を回せます。
その結果、アクセスやクリック率が改善し、成果数の増加といった形でリターンが出やすくなります。
効率よくブログ運営をしたい
SWELLは標準機能が揃っているため、「どの装飾を使うか」「どう設定するか」を毎回考えずに済みます。装飾や設定にかけていた時間が減り、記事作成に集中できます。
その結果、1記事あたりにかかる執筆時間が短くなり、同じ作業時間でも書ける記事数を増やしやすくなります。記事数が増えると、成果につながる機会が拡大します。
コンテンツの質や更新を優先する
細かなデザイン調整やレイアウト変更をせずに、情報リサーチ、見出し構成の組み直し、本文の加筆・修正といった作業に時間を使えます。CSS調整や表示確認をしないため、「直す→確認する→戻す」という往復作業が発生しません。
その結果、1回の作業で1記事を最後まで仕上げる、リライトを途中で止めずに完了させられるようになります。結果として、アクセス数やクリック数が積み上がり、成果数が増える可能性が高まります。
公式 SWELL公式サイト
SWELLの投資対効果(ROI・回収目安)は参考情報
収益化できれば、SWELLの回収が早まるのは事実です。ただし、それはコスパ(今の負担が減るか)を確認した後の話です。
先に見るべきなのは、今の作業で時間や労力がどれだけ減るか。その上で、収益が乗れば回収が加速する、という順番になります。
ためコスパ(現在の負担)とROI(投資の回収)を分けて考えた方が、判断はシンプルになります。
SWELLのコスパはどんな人に向いているか【結論】
| 月にブログをやる時間 | 短縮できる時間 | 効果(金額換算) |
| 80時間/月 | 33時間/月 | 36,993円/月 |
| 40時間/月 | 11時間/月 | 12,331円/月 |
| 20時間/月 | 7.3時間/月 | 8,228円/月 |
- ブログに使える時間が40時間以上ある
- 効率よくブログ運営をしたい
- コンテンツの質や更新を優先する
- 月の作業時間が20時間前後
- 無料テーマで特に不満がない
- デザインや導線を細かく自分で作り込みたい
ここまでの条件を踏まえたうえで、SWELLは自分とマッチしているのか? 自分がやりたいことができそうかどうかを、SWELL公式サイトで確認してみてください。
なお、SWELLを導入した場合にどのくらいで回収できるかについては、SWELLは本当に稼げる?何ヶ月で元が取れるのかROIで現実検証をご覧ください。
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